コーポレート・ガバナンスと内部統制
コーポレート・ガバナンスは直訳すると「企業統治」と訳され「企業は誰のものか」という内容の言葉として企業が不祥事を起こすたびにマスコミに登場してきました。
ただ、「言い回し」で使われてもピンときません。
まず、わかりやすい言葉でコーポレート・ガバナンスを読み解くと、
コーポレート・ガバナンスの要素として
①経営の透明性・健全性・遵法性
②説明責任の重視、徹底
③迅速かつ適切な情報開示
④経営者ならびに各階層の経営管理者の責任の明確化
⑤内部統制の確立
があげられます。
この中の⑤内部統制の確立、はコーポレート・ガバナンスの大きな要素となります。
ただ、いくら内部統制が整備、運営されたところでコーポレート・ガバナンスが確立されるとは限りません。
なぜなら内部統制の基本方針は経営トップが決めることであり「合理的な説明ができない意思決定」についてもしかるべき階層の承認をえていればない内部統制上問題ないからです。
形式が守られているから問題なしとするのではなく、企業の価値を毀損するような意思決定を行う役員・経営者をその立場から退けることができるかが真のコーポレート・ガバナンスと呼べるでしょう。
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